○○天皇という呼び方
現在第何代〇〇天皇と言っていますが、最初からそう呼ばれていたわけではありません。 天皇の名前(呼び方)漢風諡号は、初代神武天皇から第44代元正天皇(弘文天皇・文武天皇は除く)までは、弘文天皇の曾孫・淡海三船(おおみのみふね 722〜785)が勅令により、一括して選定されたといわれています。
そもそも「天皇」という語の成立は、7世紀前半の推古朝説と近年では7世紀後半の天武・持統朝説があり、公的な称号として用いられたのは第40代天武天皇時代(673〜686年在位)からのようです。